私の百合観
星です。今回は、独断と偏見で百合を語ろうと思います。
ちなみに百合とは、女性どうしの恋愛、または深い友情のことだと解釈しております。
要するに、女性が二人いて、その二人の関係に注目する、というものです。
百合は繊細で、お互いの指先が触れるだけでドキドキするようなもの、という表現もありますが、私は何でもありな百合が好きです。
同性どうしの話と言えば、BLと百合だと思いますが、BLと比較した時、 百合の特徴は、主人公たちが女性であることです。
例えば、女性は嘘が上手な傾向があったり、不安になりやすかったりします。また、好きな人の前では可愛く見せたいとか、自分だけが特別に選ばれたいなどの願望もあったりします。
そういう部分を掛け合わせるのが、個人的にとても面白いです。
また、更に面白くなる要素が、男性向け百合と女性向け百合の存在です。
男性向けでは肉体的な部分を強調し、女性向けでは精神的な部分を強調する、とよく言われます。
それは一理あると思うのですが、私の感覚では、男性向けなのか女性向けなのかわからない百合作品が多くあります。
だから、作者が男性か女性かを見極めることができません。
女性作家の百合作品も、男性向けっぽくなることもあると思います。
私はそこが百合の面白さだと思います。
また、所謂リバと呼ばれる百合に至っては、二人の色々な面が見れるので楽しいです。
男女の関係のように、男役、女役の百合もあれば、両方女役のような百合もあります。
男役をがんばろうとすればするほど女性らしい部分が出てくるパターンもおいしいです。
恋愛感情かと思っていたら、友情だった、などの変化があるのも面白いです。
この先も、色々な百合作品に出会いたいです。