特別になりたい女の子
シンデレラストーリーって、女性に人気ですよね。
プリンセスの中でも、比較的能動的に動くから、という理由が大きいと思います。
そもそも、女の子はプリンセスに1度は憧れます。お姫様扱いされたい願望は多かれ少なかれあります。
その、特別な存在でありたい、という願望。それは選民思想に繋がるものがあると思います。
私だけは特別だ、という思いのもと、マウンティングを取りやすいです。
オタクは女性的だ、という話を聞きましたが、オタク(と自称する人)は、特別でありたい思いが強いんじゃないかと考えました。
自分の好きなジャンルは他のジャンルよりここが優れているとか、原作には無い、自分だけのストーリーを作るために同人をやるとか。
それは悪いことではありません。ただ、そういう傾向があるように感じた、というだけです。
自分の本命のジャンルが盛り上がると、このジャンルを好きでよかったと思うし、自分の予想通りにシナリオが進んだり、イベントが開かれたりすると、嬉しくなります。
シンデレラ程ではありませんが、少し優越感を覚えます。
こういう、自分は特に何もしてなかったり、貢献していなくても、愛着があるというだけで自分のことのように喜ぶことは、よくあると思います。
その行為はみっともないという見方もあり、自分でも認めたくない部分かもしれません。
しかし、自分のみっともない部分を認めることで、自分以外のオタクにも寛容になれるのだと思います。
自分の認めたくない要素を持つ人間を無意識に嫌う性質が人間にあると、心理学では言われているそうです。
まずは、自分の認めたくない、みっともない部分を認めた上でオタクをすること。
そうすると、他のオタクが嫌な行為を起こしたときに、客観的な判断ができると思います。
自分のオタク活動を振り替えってみて、反省と自戒を込めて書きました。