二次元も三次元も愛したい

女キャラの夢女子

YOIはある意味大成功した

YOI、ユーリオンアイスというアニメが流行りました。

この作品は、スポ根アニメ詐欺だとか、BLアニメなら明言しろという批判がありました。

私はその批判が的を射ているなと思っていました。

しかし、最近、YOIはある意味成功だったのではないかという考えに至りました。

 

ある意味というのは、「萌え」という点において、という意味です。

ちなみに、ここでは便宜上、BLが好きな人のことを腐女子と表記します。

 

話を戻します。アニメやゲームの「萌え」の指標は、現在では同人誌の発行部数でも測れると思います。やはりアニメ終了後あたりから、YOIの同人誌が大量に出されたように思います。

同人誌が出るのは当たり前だと思われるかもしれませんが、私はYOIが「萌え」に関する特徴を備えていたと思います。

つまり、YOIは「萌え」として楽しまれるためのアニメだったと思うのです。

要点を挙げます。

1スポ根アニメ詐欺

腐女子の中には、「完成されたBLアニメ(いわゆる商業)は見たくない」という人もいます。あくまで、行間を読むのが楽しい、と。アニメで描かれていない部分を妄想することこそが至高だと。

そういう人にとっては、YOI は福音だったのだと思います。

フィギアスケートをメインで描いている(ように見える)からです。

 

2「愛」というテーマ

女子の好みは複雑です。たとえただカップリングの二人のいちゃいちゃが見たいのであっても、そこに物語を求めたりします。また、婉曲的な、詩的な表現を好みます。

性愛、友愛、師弟愛、それぞれを明言せず、あえて「愛」とざっくりまとめることで、物語の余地が産まれています。

 

 

3王道シンデレラストーリー

なんだかんだ言っても人気なシンデレラストーリー。

YOIでは、あくまで主人公の成長物語なので、受け身ではなく、能動的に努力するシンデレラ感があったと思います。

そしてクライマックスでは結婚式のような演出があります。

 

以上、3つの「萌え」ポイントがあったと感じました。

文章が上手くまとまりませんでしたが、要はYOIは「萌え」という点で成功したのでは、と考えたという話でした。