二次元も三次元も愛したい

女キャラの夢女子

著作権と自己満足

二次創作やMADなど、オリジナルではなくて、原作から借りて作品を作る文化があります。

これが法的や倫理的にどうか、というのは(詳しくないので)置いておき、自己満足をメインに書きたいと思います。

 

そもそも二次創作をする動機は、ざっくり分けて3つあると思います。

1その作品やキャラを好きに動かしたい

2愛を示す手段

3同志と交流したい、認められたい、お金がほしい

 

1だけなら一人でもOK。2や3になると、自己では完結できなくなります。

なぜなら、「示す」「認められる」「交換」は一人では不可能で、必ず他者がいることが前提だからです。

そして「社会」が成り立っている以上、法律で人々の行動を調整する必要があるわけです。

 

そうでなければ、権利によってお金が回っている仕組みが壊れてしまいます。その大切な原作そのものが維持できなくなります。

 

このような事情があって、著作権が存在しているのですが、著作権はとてもデリケートです。

ファンアートなど、その作品が好きだから描くものでも、一歩間違えれば規制に引っ掛かります。

 

そこで大切なことが、自己満足です。

自己満足とは、自分が満足すること。つまり自己完結です。

先ほどの動機の1で終わらせることです。

 

1のみ、つまり一人で解決する範囲では規制はされにくいです。

それはきっと、「社会」に関係ない範囲だからでしょう。

 

マズローの階層という心理学の話があります。これは欲求を階層に分け、上に上がるにつれて、より高度な欲求になるという理論です。

それによると、承認欲求の上に位置するのが、自己実現だそうです。

私の解釈では、自分で自分を認めてあげることです。

自分を認めてあげることで、他者からの承認は少なくても満たされるのかもしれません。

 

以上、自己満足は大切で、他者や法律に振り回されなくなるよ、というお話でした。