曖昧って大切
曖昧なことは、とても大切だと、最近感じます。
曖昧でなくすためには、言語化したり、数値化するのが一般的です。
最近では色々なシステムが生まれ、多くのことが数値化されるようになりました。
ブログも誰でも始めやすくなり、言語化も進んでいると思います。
言語はまだ曖昧な要素もあるので、今回は数値化について書きます。
結論からいうと、私はすべてを数値化してしまうのは嫌です。
個人的な考えですが、思い込みや宗教などは、良くも悪くも、大きい力を発揮すると思います。
だからこそ、良い方向へ向かう思い込みは大切だと思うのです。
数値化は、数値にすることで比較が可能になったり、客観的に見えるので、事実を突きつけることになります。それは、正論を言うようなものですが、必ずしも人に良い影響を与えるとは限りません。
例えば、「人気」。Twitterの「いいね」やブログのスターなどは、人気の指標になり得ます。
しかし、人気はそもそも曖昧なものです。「いいね」は「読みました」という意味や義理でつける場合もあります。スターに至っては、1つのアカウントで何個でも付けられます。
だから、必ずしも「人気」という理由で付けられていないのです。
そういった、「数値では測れないこと」がこの世界にはたくさんある、と考えることで、数値化戦争の苦しみから逃れられるのでは、と思いました。
実際はそれほど数が多くなくても、「たくさん応援、共感してくれる人がいる」と本人が感じるだけで、めちゃくちゃがんばれたり、嬉しくなったりするじゃないですか。(私はそうです)
お金など、数値であるべきものも必要ですが、敢えて数値化しないほうがいいこともあると思います。