二次元も三次元も愛したい

女キャラの夢女子

お金と時間としあわせ

お金と時間って大事ですよね。

「お金よりも時間の方が大事」という意識を持って過ごすと、しあわせになれるそうです。

 

それはさておき。

大学生と社会人に関して、考えたことを述べます。

大学っていく意味あるの? という疑問をよく聞きます。私は、日本が「子供は大学まで通うのがふつう」と考えている間は、大学を卒業しておく意味があると思います。一般的に、日本は「みんなと一緒」が好きですし、その大学の先輩に優秀な方々がいれば、「同じ大学の後輩だから」という理由で、OB訪問などに応じてくれるかもしれません。つまり、チャンスが増えます。

一方で、「奨学金という借金をしてまで大学を卒業する必要があるのか」という議論もよく見かけます。

少子化の今、「親がひとりの子供に多くのお金を掛けること」を狙ったビジネスが多くなっていると感じます。

大学や受験という制度があるおかげで、親はひとまず「大学」というゴールを目指して子供の教育にお金をかけます。

習い事や塾などの人から人へ知識や技術を教える仕事は、形のある商品とは違い、原価がはっきりしないため、値段がいくらでもインフレーションできると思います。

講演会や有名な絵の先生など、教える側の人材価値が上がれば、その人はいくらでも稼げます。

これが格差につながることもあります。

奨学金という借金をしてまで大学を卒業する必要があるのか」という話に戻りますが、大学や教育市場があるからこそ、大学に行くメリットが増えるし、お金を稼ぐ理由を作り、卒業生や親を働かせて経済が活発になります。

その分、娯楽にかけるお金は減りますが。

とはいえ、教育自体はなくてはならないものですし、格差社会では、個人が知識や考え方を身につけて賢く生きる必要があります。その点、若い頃の大学の猶予時間はあったほうがいいものだと思います。バイトと授業ばかりで自由な時間がないのならば大変ですが。

重要なのは、個人が積極的に自分の将来を予測して考えて動くこと、そして、国が優秀な人材を育てるために税金を使うことだと思います。個人も国も、お互いに依存し過ぎては潰れてしまいます。

自己責任論は残酷ですし、全てを国のせいにして全く行動しないのも違うと思います。

将来をそれなりに考えながら、貯金を積み重ね、少しでも自分の価値を高めて、静かに息を潜め、チャンスが来たら飛び込むという生き方をしたいです。

小さなしあわせを感じながら、生きていくために。