呪いのメール
お久しぶりです。星です。
昔流行った呪いのメールをご存じですか?
「このメールを受け取った人は他の誰かに同じ文面を送らないと不幸になる」というもの。
この呪いのメールが、今回の言いたいことと似ています。
それは、言葉による不幸の連鎖です。
人はこの世の決まりも何も知らない状態で生まれ、誰かからルールや生き方を学んで育ちます。やってはいけないことをしたら怒られます。それは必要なことですが、その中で人格否定のような注意を受ける場合もあります。
本当に学校出てるの?
お前みたいなやつ雇ってくれるとこないよ。
これらは、面と向かって実際に言われたことのある言葉です。
これ言われて、仕事や勉強がんばろうってなりますか?
なる人は強いのでそのまま生きてほしいと思います。
私はこれを言われた時、生きるのをやめようと思いました。
でも時間が経って振り返ってみると、発言主は過去に同じ言葉を言われたかもしれないと考えるようになりました。
私自身、誰かを注意する時に言った台詞が、過去に自身に言われたことに後から気づいたことがありました。
その時は無意識でした。後から、これ私も言われたな、と思いました。その内容自体はただ手順を説明するものでしたが。
過去に言われた言葉を自分が使う時はたいてい無意識です。過去の文面をなぞるだけで酷い言葉を相手に浴びせているのかもしれません。
それは呪いのメールと同じように、言葉による不幸の連鎖になります。そうしないためには、自身が意識して、自分の番で止めるしかありません。
私は過去に言われた言葉を頻繁に思い出して泣いています。その時間はとてもつらいものです。
だからこそ、注意をする側、指導する側に立った時、必要のない暴言で相手を傷付けたくない。
過去の傷とお別れするためにここに書きます。