二次元も三次元も愛したい

女キャラの夢女子

ズッ友とは

あるバレンタインの広告が炎上しました。これは題材が女性なので、思う存分語ります。女性の人間関係には、とても興味があるので。

まず私の見解では、件の広告は、女性どうしの友達関係は複雑だというメッセージを受けました。

表面上は波風を立てないように振る舞うけれど、本音はまた違っている、ということです。

結論から言えば、それは当たっています。日本の社会は全体的に空気を読む方がいいとされているのと同じだと思います。

特に女性はコミュニケーションを活発にする、または多くの言葉を交わす傾向にあるため、社会的に孤立することは、かなりキツいです。

また、女性のコミュニケーションは主に「共感」によって成り立っています。なので、相手が何かを「かわいい」と言ったら、一応「かわいいよね~」と同意するのが基本です。本音を話せるのは初対面ではほぼあり得ず、気の許せる仲間のみです。だから、「あなたはそういうの好きなんだね。私は好みじゃないかな」なんて会話をできるようになっていれば、仲良し度は高めだと思っています。「相手を否定しない」コミュニケーションをする人だと、私も好印象を持ちます。

私は女性の「複雑さ」が好きです。

「かわいい」と言っても、本音かはわからないことは多いし、本人に悪意はないのに、勝手にマウントを取られた気になることもあります。

嘘も本当も混じっているから、複雑です。それでも、それは必ずしも悪いことではありません。

嘘も本当も混じっているからこそ、「思い込み」の力で、良い方に勘違いすることもできます。

誉められたら素直に受けとったり、恋人ができたという報告があれば「誰かに言いたいほど喜んでいるんだ」と解釈もできます。

優しい嘘、という言葉もあるくらいですから、嘘も悪いことではない場合もあります。

 

今回の炎上は女性軽視だとか言われていますが、私は日本の国民性を表していると感じました。もう少し、本音を直接本人に伝えられる世界になったらいいなと思います。もちろん、適切な表現で。